大学受験めちゃんこ頑張った話【部活との両立】

本郷 輝です。バサジィ大分というチームでプロフットサル選手として活動しています。

大学受験の時の話を書いてみます。体験談や合格するための考え方、頑張れた原動力などなど。

少し努力自慢っぽくなってしまうので、僕を嫌いな方はブラウザバックしてください。

僕を応援してくれているファンの方で高校生の子も何人か認知していますが、この記事は大学進学を考えている高校生にとっては割と参考になると思いますのでぜひご覧ください!

高校生が終わってしまった大人の方も何か刺激を与えれれる記事になっているような気がするので読んでください!

目次

高校サッカーを10月末まで続け、筑波大学に現役合格

筑波大学公式サイトより

筑波大学という国立大学を受験しました。

東大や京大や九州大学や北海道大学などをまとめて旧帝といいますが、

筑波大学はその次くらいのランキングに来る大学です。

Benesseのマナビジョンによると現在の筑波大学の偏差値は60.0~77.0らしいです。

要するにそこそこの難関大学と位置づけされる大学です。

高校サッカーに全力で取り組み、10月末の選手権北海道大会準決勝で敗れるまで戦い抜きました。そして引退から約3か月後、センター試験と二次試験を経て、筑波大学の生命環境学群・生物資源学類に合格することができました。

我ながらよく頑張ったと思います。

サッカーも、勉強も死ぬほど全力で頑張りました。

僕の人生の初めての大きな成功体験です。

目標から逆算して計画を立て、実行する力が身についた

大学受験の時に覚えた英単語も化学式も数学の公式も、ほぼすべて忘れましたが、大学受験を通して身に着けた力で今でも役立っている力が一つだけあります。

それは「目標から逆算して計画を立て、実行する力」です。

高校生の時の僕の目標は

選手権全国出場&国立大学現役合格

でした。

こいつです↓

選手権全国出場は北海道大会準決勝で敗れてしまい、叶いませんでしたが、大学合格の方は無事叶えることができました。

この時身に着けた「目標から逆算して計画を立て、実行する力」は人生においてどんな局面でも役立ちます。この力を身に付けられたことが本当に大きな財産になっています。

ここからは大学受験合格に向けて実際にやってよかったことを書いていきます。

合格までの必要合計時間を調べ、日割りの勉強時間を割り出した

僕はサッカー部に所属していたので、一般の部活生に比べて時間というリソースで圧倒的に不利なことが分かっていました。

もちろんサッカーも全力でやって本気で選手権に出場したかったので。

そのため、しっかりと計画を立てて戦略を練らなければ志望校に合格することは難しいと考えました。

大学受験合格に必要な勉強時間の平均値をインターネットで調べました。

以下のような記事を見つけ、難関大学に受かるためには高1~高3までで大体4,000時間くらいの勉強が必要だと知ったんです。自分が思ったよりも要領が悪い場合を考えて、1,000時間プラスして5,000時間で考えました。

5,000時間ということは単純に3年間の日数(365日×3年 =1095日)で割ったら、

5,000時間 ÷ 1095日 ≒ 4.57 時間/日

単純計算で1日4時間半くらい勉強すれば受かるのかと割り出しました。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS
大学受験に合格するために必要な時間は合計○○時間!今からでも間に合う? 大学受験で志望校に合格するためには、勉強時間を多く確保する必要があります。 しかし高校生は学校もありますし、部活やプライベートなど非常に多忙な毎日を過ごしている...

時間を確保するための工夫をした

合計時間から日割りの勉強時間を割り出したら、そのあとは1日4時間半勉強するためにはどうすればいいか考えました。

サッカー部に所属しており、1日のスケジュールはざっくりとこんな感じです。

07:30~08:15 朝練
09:00~16:00 学校(6時間)
16:30~19:00 練習
20:00~20:30 帰宅

このスケジュールの中でまずはどこで勉強できるか考えました。

「帰宅後は飯、風呂、洗濯など済ましたら1.5時間くらい勉強できるな…」

1日4時間半。夜の勉強時間を確保できれば、残り3時間です。

「朝練から授業開始までの間に30分くらい勉強できるな」

残り2.5時間

あとは受験で使わない科目の授業中に内職して受験勉強すればいけるな」

あまり褒められたことではありませんが、このように考えました。

副教科とか、受験でおそらく使わない世界史の時間とかその辺の時間でチャンスを見つけて受験勉強の時間にすることで時間を捻出しました。

効率的な勉強方法を調べまくった

サッカー部での活動がある分、他の受験生より不利なことを分かっていたので、無駄な勉強をするわけにはいきません。そんなことをしていたら、確実に時間が足りません。

なので、ネットで効率のいい受験勉強の方法を調べまくりました。先人が有益情報をたくさん残してくれています。

色んな受験ブログや武田塾チャンネルというYouTubeチャンネルなどで少しでも効率のいい方法はないかと調べまくったんです。

受験というゲームをクリアするために先に攻略本を読み漁りました。

これにより、

  • 「たくさんの参考書をやるより1冊を完璧にした方がいいんだな」
  • 「英語は一度伸びたら安定して点が取れるからやりまくった方がいいんだな」
  • 「過去問や模試を解きまくった方がいいんだな」
  • 「書いて覚えるより、見たり声に出したりを何周もした方が覚えられるんだな」
  • 「青文字は記憶に残りやすいんだな」

などなど、受験テクニックを学んだ状態で勉強をスタートしました。

こうすることで無駄な道にそれずに最短ルートで学力を伸ばすことができました。

ここで学んだことは「攻略法を手に入れる重要性」です。何か目標を達成しようとするとき、攻略法はいわば地図です。

攻略法を調べずに、何かに挑むことは「何にも知らず、地図も持たずに北海道札幌市から東京に向かうようなもの」です。

とりあえず南に向かえばいいんだと、必死にチャリンコを漕ぎ出し、必死の思いで漕いで、チャリのパンクを修理しながら足の激痛に耐えながらようやく函館にたどりつきます。そして海があることに絶望しながらも必死で泳いで青森を目指します。

この道のりの途中本人は「俺は努力している」と感じているでしょう。たしかに、頑張っているかいないかで言えば絶対に頑張っています。

でもこの人はおそらく東京にたどり着けません。途中であきらめるか、たどり着けたとしてもとんでもない時間がかかります。

ここで地図やGoogle検索で東京への行き方を調べた人はどうなるか。

新千歳空港まで電車で1時間ほどかけていき、飛行機に乗って、2時間弱睡眠をとってたら東京にたどり着きます。

イージーです。

つまり、ただ頑張るのではなく、どう頑張るかを先に調べないとうまくいかないということです。

ちょっと極端な例ではありますが、攻略法を知っているか知らないかは、このくらい差がつきます。

毎日やるべきことを紙に書いて、淡々とこなした

上記のように、攻略法を学んだら、計画を立てました。(例:高2の夏までに英語をセンター8割取れるまでになる)

計画を立てたら後は毎日、やるべきことを紙に書きだしてそれを淡々と潰していく。

このチェックリストを潰していけば、合格できると確信できていたからこそ、日々頑張れました。

宣言した

僕の通っていた東海大札幌高校はスポーツ校ですし、東海大系列なので、みんなエスカレーターで上がっていけます。

そもそも、別の大学の受験をしたのが学年で5人以下とかそんな感じだったと思います。

そういう雰囲気なので、受験勉強していること自体がちょっと浮いた存在になります。

その環境の中で僕は筑波大学を受験すると周りに宣言して、頑張りました。

こんだけ頑張ったのに、落ちて馬鹿にされる自分」とか

浪人して苦しんでいる中、内部進学した同級生が大学生活を謳歌しているのを見て、枕を濡らす自分」とか

を想像すると

「やるしかねぇ」

となり、とてつもないエネルギーがわいてきました。負のエネルギーは大事です。

高3は坊主

死ぬほど努力できた高校サッカー引退後の3か月

サッカーでは選手権出場という夢がありましたが、それは惜しくも実現しませんでした。10月末で引退しました。

そしてここまで完璧なプランを立てていたかに見えますが、高3の10月末に現役を引退してすぐ受けた模試の結果、志望校の筑波大学の判定はD判定でした。

受験経験者はわかるかと思いますが、11月でD判定は結構ヤバい状況です。

この状況は圧倒的な量で乗り越えました。

サッカー部を引退して、それまでサッカーに使っていた時間をすべて受験勉強にぶち込めるようになったので、目があいている時間はほぼすべて勉強しました。飯の時も風呂の中でも、トイレの中でも。

1日の中で勉強してないのは、好きだったYouTuberの東海オンエアの動画を見る10分ちょっとだけです。

毎日17~18時間くらい勉強を約3か月ぶっ通しで続けることができました。

「このままじゃヤバイ!絶対に浪人はしたくない!」という、追い込まれた状況だったので狂気になって勉強してました。

あの時の馬力は我ながら本当にすごかったです。目はパキッてたと思います。

今同じことをやれと言われても、無理です。高校生の時の謎の若さと体力があったからこそやれたことです。

色々考えていたものの、最後は量で押し切ったというのが、僕の受験体験談です。

「フットサル選手になるため」という目的で勉強を頑張れた

ちなみに僕がここまで頑張れたのはフットサル選手になるためです。

高校の時にはもうフットサルが好きで、「将来、フットサル選手になりたいな~」と考えていました。

しかし、いろんな人に相談したら「フットサル選手は稼げないからやめたほうがいいよ」と言われました。

このとき僕は「的外れだな~」と思っていました。

僕は「稼げるからフットサル選手になりたいんじゃなくて、フットサルという競技が超面白くて、生で見るフットサル選手が超かっこいいからなりたいのにな~」と思い、

それなら、「お金の面でも困らないように勉強していい大学に行って、フットサル選手をやりながらしっかり大企業にでも入って稼げば誰にも何も言われないだろう」と考えました。

そんな事例がないかな~を探してネットを見ていたら、岡田優介さんというバスケットボール選手がいることを知りました。

岡田優介さんはプロのバスケットボール選手でありながら、3大難関資格の公認会計士の資格を取って、2足のわらじで活躍していた超すごい方です。というか今でも現役で2社の経営者をやったりなど、2足のわらじどころじゃないマジハンパない人です。

僕はこの人の記事を読み漁り、「この人みたいになろう!」と決めて受験勉強を頑張れました。これが僕の原動力です。

経理プラス
【インタビュー】プロバスケ選手でありながら公認会計士試験合格!-数字の視点でバスケ界を改革 | 経理・... 経理担当者が会社の経理や財務の業務をしていく上でプロとして力を借りることが多い「公認会計士」。岡田優介氏は、現役のバスケットボール選手かつ3人制プロチームの共同...

ロールモデルを見つけるのは本当に重要ですね。

ちなみに最近僕がブログの更新を頑張っているのは「自分も誰かのロールモデルになれれば」という思いがあります。

僕は岡田さんに比べれば、すべてが雑魚ですが、それでも誰かの参考にはなれるかなと。

昔の僕のように誰かがインターネットの海から見つけ出してくれると信じて、ブログを書いています。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ちょっと苦労自慢、努力自慢みたいになってしまってすみません。

でも誰かにとっては有益な記事にはなったのではないかと思います。

是非この記事を読んで、何かを頑張るエネルギーを得てもらえたら嬉しいです!

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